腰痛治療

腰痛は様々な状況で起こりますが、原因が特定できる腰痛は15パーセント位だと言われています。85パーセントは診断名はありますが、特定された治療方法がない事も事実で、その多くに、変形性腰椎症(骨が変形した事による腰痛)、静力学的腰椎症(じっとしている事での腰痛)、腰痛症(原因不明の腰痛)、心因性腰痛症(ストレス等、自律神経系)があります。

原因不明の腰痛症のほとんどの方が30歳から60歳の働き盛りの人間に起きます。過度な労働時間、社会的責任等のストレスにより身体は過度に硬くなります。本来身体を休めると筋肉や筋膜の収縮はとれて、弾力が戻り痛みは無くなります。

一般的に腰痛は筋力不足だと考えらている傾向にありますが、筋力不足で腰痛になる事は少なく腰の関節を動かす筋肉や筋膜の弾力が少なくなっているサインと考えるのが自然です。腰痛は話をよく聞けば理解しやすい症状です。

人それぞれ生活習慣や趣味も違うようにその人、その人にあった刺激も大切な事ですが、その方を理解して一緒に治そうという取り組みが一番大切だと考えます。